費用感は?求人メディアは何を使っている?求人広告ライター協会Q&A

求人広告ライター協会という組織について代表・関根コウ自身からくわしく語っていただきます!

  • どんな媒体を使って採用活動をしているの? うちはindeedを使って反響なかったんだけど……
  • 費用感は? コンサル費用って高いんじゃない?
  • どんなお客さんがいる? うちも検討してみようかなあ

という方必見です!

貴社の採用、求人広告ライター協会に任せてみませんか?

求人広告ライター協会を立ち上げた経緯は?

関根:自分が採用業界に10年いて身につけた、採用に関するネタを全部公開してやろう!とホームページを立ち上げたのが、そもそものきっかけ。『響け!求人広告ライターの本音』のタイトルで、2016年から2018年にかけて100ページくらい書いたかな。採用についての自分の知識をフルオープンで世に広めたいというのが目的だった。

採用に関する記事を書いていると「採用コンサル」で検索した時に1、2ページ目の検索結果に上がってくるほどSEO的にも成功して、問い合わせも多く来るようになった。すると商工会の方や企業から「直接お話を聞けますか?」という連絡が続けて入って……こちらから何も営業していないのにオファーをいただいたので、本当にビックリ。実は最初、これにすごく困ったと言うのが正直な話で。というのも、ホームページは商売目的として作った訳ではなかったので、提供するサービスをこちらは何も用意していなかった。飯が食えるようになるような仕事に繋がると思っていなかったので。

だから、むしろお客さん側から「この金額でこれをして」と依頼をいただいて、僕の活かし方のプランが確立してきた、というのが求人広告ライター協会のはじまり。

これはとても喜ばしい事で。

普通、フリーランスのライターさんって、1原稿いくらってお仕事を積み上げていって月30万とかを目指すような感じでしょう? 対して僕は、オファーが来て、君の採用スキルをうちで活かしてもらいたい、月いくらかな?ってあちらから聞いてくださるんだから。ありがたいです。

今期で4年目になる求人広告ライター協会。これまでのお客さんの変遷を教えてください。

関根:1年目は東証一部上場の人材会社さんや、イケイケドンドンな雰囲気のエンジニアの会社など、大手の会社さんとお仕事をさせてもらいました。別に営業もかけていなかったけど、こちらも僕がホームページで採用ノウハウをベラベラ話しているのを見て、問い合わせをいただいて。

2年目以降は中小企業の採用のお手伝いをやりたいなと思って動いていました。でも、ここに落とし穴がありまして……僕が中小企業の求人を書くと、そもそもの募集人数が少ないのもあってすぐに求職者が集まってしまって、取引が終わってしまうんだよね。採用数が目標に行ってしまえば、短ければ1カ月で終わっちゃう。そのパターンがけっこう多いので、僕たちの事業としては考えもの(笑)

2年目からは物流会社さん、そして2年目の終わりからはタクシー会社さんと、毎月一定の人数を募集している職種の企業さんに継続して契約いただいています。特にタクシー会社さんは3年目のコロナ禍で徐々にお客さんが増えていて、2年目に2社だったところから、4年目には6社コンサルタントをするところまで増えていった。

関根さんにお任せできるお仕事はどのような内容でしょう?

関根:僕がしていることは、採用活動を成功させることです。すごくシンプルなこと。特に、中小企業の採用が成功するようなお手伝いをしています。

採用活動を成功させるための知恵やツールは世の中に沢山あります。求人メディアや、採用管理ツール、面接官のコーチング、キャリアアドバイザーをされている方も。採用活動のそれぞれの段階やツールに専門家がいるんだろうけど、中小企業にはたくさんツールを使ったり、プロを呼んで採用活動をしたりする予算がない。「1年に1人だけ採用しよう、採用にかけるお金も数万円しかない」という会社も多い。だから、中小企業の人事の人は見よう見まねで勉強して採用活動をしているという状態。

だから僕は中小企業の採用を何とかしたくて。だって、圧倒的なブルーオーシャンなのよ。ノウハウが蓄積されていない土壌があって。中小企業はそこまでお金もないし、できればただでやりたい。

僕はそんな中小企業の人事と採用活動の伴走をしたいと思ってる。日本の企業の9割が中小企業。中小企業の採用が日本の根底だしね。

良い求人原稿を作るライティングについてや、どのように求人を露出すれば良いか、どのメディアを選べば良いかというマーケティングの分野は、これまで僕が人材会社や紹介会社とお仕事してきた中で培ったノウハウをもってコンサルできます。

面接でどう口説くかとというのは、アドバイスはしますが僕の経験値で足りないときは面接代行を手配することもあります。だけど、常時人を募集しているような中小企業の面接官の方は、その必要がないくらい長年面接をされているプロの方が多いので、これまであまり面接代行をお任せしたことはないかな。

僕は、求人制作マンという名刺はあるんだけども、ただ求人を作るだけじゃなくて、採用活動の最後まで伴走したい。

ライターとして聞くわけよ。「どういう人が欲しいですか?」「そういう人が欲しいってことはこういう待遇が必要ですよね」って。企業の魅力も探る。なぜなら、より良い採用マッチングに一番近い立ち位置の人間が求人クリエイターだと思うから。そういう意味では、ライティングで終わりではなくて、採用を成功させるというところまで、最後まで見ていきたいです。

費用感はどのくらいでお願いできますか?

関根:基本的にお客さんからの言い値でお仕事しているけど、だいたい月に15万円~35万円で依頼を受けているかな。

その金額感の背景を話すと、きっと企業側は「求人広告原稿」が欲しいのではなくて「採用担当」が欲しいのよ。採用を預けられる人が欲しい。じゃあ人ひとり雇うのにいくらかかりますかって言ったら、月に30万円はかかるじゃないですか。その金額なのよね。

それが採用費って考えちゃうとさ、求人原稿を出すのに30万円って……媒体費にプラスしてそんなにかかるのって思っちゃうでしょ?

求人広告ライターを雇うのではなくて、一人の採用担当の人事として、関根さんとして雇っていただいていると受け取ってる。

だから、求職者を集めるのは僕がやるので、面接はそちらでお願いします、費用は採用費30万の半分で15万円でどうですか?なんて会話をする。

求人メディアは何を使うことが多いですか?

関根:indeedと求人ボックスです。僕がそれらの回し者という訳ではなくて、全国47都道府県でコスパの良い検索型求人がたまたまそれらだったから。

他に求人メディアとしてリクナビやマイナビ等のトップブランドがあるけど、大都市圏以外だと応募が少ない。他に各都道府県にご当地メディアもあるけど、1回掲載していくらというお金のかかり方だからコスパが悪い。それより、求人を1クリックされるごとに費用が発生し、効果が検証できるという検索型求人のindeedや求人ボックスを僕はオススメしています。「どれくらいの露出量を獲得したら1応募まで行くんだろうか」など、様子を見ながら予算を消化出来るから。

検索型求人のメリットは他にもあります。たとえば「エンジニア 求人」と調べるとindeedや求人ボックスのサイトにわざわざ入らなくてもGoogleなどの検索画面に上位に表示されること。

「ご当地メディアもindeedも全部やったけどだめだった、もうやるものがない」というお客さんには「本当にやりつくしていますか?」というところから始まります。

indeedを始めたら、求人を載せて終わりでは意味がありません。裏で分析しながら運用しなくちゃいけない。たとえば、募集をかけているエリアにどのくらい人がいるのか、どのくらい費用をかけるべきか、どのキーワードを入れるとどうなるか……などというこまごまとした分析を行い、それに応じた運用が必要です。

求人を掲載したままで運用をしていない、もしくは代理店に任せっきりになっているという企業さんがとても多いです。

どういう会社さんがお客さんだと嬉しいですか?

関根:「地元で採用して、地元で愛される会社」になりたい会社(笑)

より良い会社にしていこう!っていう会社さん。だけど、集客が上手く行っていない、アピールが苦手なだけ……って会社さんに僕は向いていると思う。

例えば、こんな求人がありました。

託児所があります、ママさんも歓迎!という魅力をうたった求人。だけど蓋を開けたら、当のお母さんは送り迎えは愚か、仕事で手一杯。子どもの送り迎えはおじいちゃん・おばあちゃんがしている。ママにとって条件や待遇が悪すぎるってパターンが多いです。それって本当に「ママさん歓迎」ですか?

「ママさん歓迎」に無理があるんだったら、何も無理してママさんをターゲットにする必要はないです。

求人広告は、嘘とかごまかすとかは極力ない方がいいんですよ。求人広告が見られて、嘘をついた求人でも応募が入ったら終わりじゃなく、その人が入社していっしょに働くんだから。

もし求職者に隠したいことがあるなら、このタイミングで改善しましょ。そうして会社を良くしていけるのが採用の力だと思っています。

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