応募者ゼロで採用に苦戦していた土木会社。たった4カ月で若手2名の採用に成功
「4カ月間求人広告を出しても、まったく応募が来ない」
長野市で公共工事を手掛ける土木会社・和田組様は、まさにそのような深刻な状況に直面していました。同社では、社員の高齢化が進む中、若手人材の採用と技術継承が急務となっていたのです。しかし、大手転職メディアに求人広告を掲載しても、応募が集まらず、採用活動の見直しが必要な状況でした。
そうした中で当社へご相談いただき、支援開始後は20代・30代の若手人材2名の採用に成功。採用活動を前進させるきっかけとなりました。なぜ和田組様は当社に依頼されたのか。何を見直したことで成果につながったのか。人事担当の和田峻輝様にお話を伺いました。
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株式会社 和田組
和田 峻輝様
https://wadagumi-nagano.com/
1956年創業。70年の歴史と実績を持ち、長野市を拠点に、河川工事、砂防ダム工事、道路拡幅工事など、防災・災害復旧に関わる公共土木工事を手がけています。
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【採用課題・状況】
作業員の高齢化が進み、若手採用と技術継承が急務となっていた。大手転職メディアに約80万円を投じ、約4カ月間求人を掲載したものの、若手に自社の魅力を届けられず、応募につながらない状況が続いていた。
【導入背景】
当協会代表・関根の採用セミナーに参加。そこで、求人は「伝え方」で成果が変わると実感。自社でも原稿改善を試みたものの反応がなく、継続的な見直しにも限界を感じたため、専門的な支援を依頼した。
【具体的な施策】
安定した事業基盤や入社後のサポート体制、現場の雰囲気などを丁寧にヒアリングしてもらった。その内容をもとに求人原稿を充実させ、Indeed上で展開。反応状況を見ながら原稿を継続的に改善し、応募者対応についてもサポートいただいた。
【採用効果】
2025年11月にIndeedでの掲載を開始し、1週間で初めての応募につながった。約4カ月で20歳の未経験者と35歳の経験者、計2名の土木作業員の採用に成功した。
約80万円をかけても応募ゼロ、行き詰まる採用活動
──ご依頼いただく前の採用状況を教えてください。
まず、人材の高齢化が大きな採用課題でした。現場の土木作業員は50代・60代が中心で、私のような30代がほとんどいない状況だったのです。今後を見据えると、このままではベテランが持つ技術やノウハウを次の世代へ引き継ぐことができなくなる──そんな危機感を抱いていました。だからこそ、自分と同世代の20代・30代の若手を採用し、次の世代につなげていきたいと考えていたのです。
ただ、そのための採用活動は思うように進みませんでした。大手転職メディアなどにトータルで4カ月ほど求人広告を掲載し、費用も約80万円かけましたが、応募はゼロ。掲載後に効果を高めるため広告代理店とやり取りはしていたものの、具体的な改善提案はほとんどなく、原稿や訴求内容を十分に見直せていない状態が続いていました。
若手を採用したいという明確な目的はあるのに、肝心の応募が集まらない。何をどう変えれば状況を打開できるのか分からず、手応えのないまま時間と費用だけがかかっていく。そんな行き詰まりを感じていました。
採用は“伝え方”で変わる、講演で見えた突破の糸口
── 求人広告ライター協会を知ったきっかけは何ですか?
きっかけは、代表・関根さんの講演でした。かんぽ生命保険主催のセミナーの案内チラシをたまたま見かけて、「ちょっと面白そうだな」と思い参加したのが最初です。正直、それまでこういった採用セミナーに積極的に参加するタイプではありませんでした。でも実際に話を聞いてみると非常に面白く、「文章一つでここまで伝わり方が変わるのか」と強く感じました。
特に印象に残っているのが、ある有名なアニメキャラクターを題材にした求人原稿の話です。普段は親しみやすいキャラクターとして見ている存在でも、求人原稿として仕事内容や求められる役割を具体的に書き出すと、責任が重く、専門性の高い仕事のように見えてくる。同じ仕事でも、どの情報をどう切り取り、どんな言葉で伝えるかによって、読み手の受け止め方は大きく変わるのだと実感しました。
この話を聞いて、「これなら、うちの土木作業員の仕事も伝え方次第で見え方が変わるかもしれない」と思いました。採用に苦戦していた時期だったので、工夫次第でまだできることがある。そんな希望の光が見えた感覚がありました。
最初は自分たちでできることをやってみようと思いました。ちょうど無料で掲載できる求人検索エンジンを自分たちで運用していたんです。セミナーのあとに書籍を買って、一通り読んだうえで、自分なりに求人原稿の文面をいろいろ見直してみました。
実際に掲載中の求人にも手を入れてみたんですけど、思ったような反応はありませんでした。やはり、少し表現を変える程度ではなかなか応募にはつながらないんだなと感じましたね。
自力での原稿改善に限界、プロへの依頼を決断
── 自社で見直してみて、どのような課題を感じましたか?
現実的には、そこまで手をかけきれないというのが大きかったです。現場から戻って、書類を作り、そのあとに求人原稿を見直すとなると、とても継続的に改善していける状態ではありませんでした。
採用が大事なのは分かっているのですが、日々の業務をやりながら片手間で何とかなるほど甘くないなと痛感しました。だったら、中途半端に自分でやり続けるより、プロにお願いしたほうが早いし、結果にもつながるのではないか。そう考えるようになったんです。
そこでホームページから連絡先を調べて、思い切って求人広告ライター協会さんに問い合わせました。
情報量も露出も違う。自分たちでは作れない記事だと実感
── 実際、求人記事の制作を依頼してみて手応えはいかがでしたか?
最初に感じたのは、「やっぱり自分たちで制作していた記事とは全然違うな」ということでした。正直、最初の1〜2カ月は現場も忙しく、掲載内容をそこまで細かく見ていなかったんです。でも、改めてしっかり原稿を見たときに、「すごいことになってるな」と驚きました。情報量も多く、記事の本数も、いろいろな形で露出が広がっていて、「これは自分では作れないな」と思いましたね。
しかも、ミーティングを重ねるごとにどんどん内容がブラッシュアップされていくんです。「また更新されている」「また変わっている」というのがあって、原稿の精度が上がっていく実感がありました。
具体的な工夫として印象的だったのは、毎回のヒアリングの細かさです。例えば、「若手を採用したいなら、こういう打ち出しはどうですか」といった提案をいただきながら、そのために必要な情報をこちらに細かく聞いていただきました。実際の仕事の流れ、働き方、入社後のサポート体制など、これまで原稿に入れていなかった情報もどんどん言語化してもらえたのは大きかったと思います。
また、応募が来たあとの対応についてもサポートしていただきました。こちらでも面接時に「どこに魅力を感じて応募したのか」をなるべく聞くようにして、その内容を共有することで、原稿の改善につなげてもらっていました。
掲載して1週間で初応募、そして4カ月で2名採用を実現
── 掲載してどのくらいから反響があったのでしょうか?
反響が出始めたのは、掲載開始後すぐでした。2025年11月1日に掲載をスタートしたところ、11月8日には応募があったんです。
支援をお願いする前は応募が来ない状況が続いていたので、初めて応募が入ったときは率直に驚きました。「こんなに早く反応があるのか」と感じましたね。応募者対応の経験もなかったので、少し慌てたことを覚えています。
ただ、すぐに応募者フォロー専門のコンサルタントに相談し、応募者への連絡方法や面接までの進め方について具体的なアドバイスをいただけました。そのおかげで、安心して対応を進めることができました。求人を出して終わりではなく、応募後の対応まで相談できる体制があったことは、とても心強かったです。
── 採用効果としてどうでしたか?
結果として、2名を採用できました。しかも、そのうち1名は12月に採用が決まりました。これまでまったく応募が来なかった状況を考えると、非常に手応えのある成果だったと思います。
採用したのは、20歳の未経験者と35歳の経験者です。20歳の未経験者は、ハキハキとした受け答えが印象的で、今後の成長に期待できると感じました。35歳の経験者は、これまでの業務経験に加えて、働く目的が明確だったことを評価しました。
最終的には約4カ月で人材を充足できたことで、その後の広告予算も大幅に抑えることができました。「きちんと取り組めば採用はできる」という手応えを持てたことも、大きかったと思います。
原稿制作から応募者対応まで、安心の伴走型採用支援
── サポート体制については、どのように感じていますか?
とても親身に対応していただき、安心して任せられる体制だと感じています。原稿制作と応募後フォローで担当が分かれているため、それぞれの相談先が明確でした。原稿の改善についても、面接までの進め方についても、必要なタイミングですぐに相談できたのは心強かったですね。
また、採用状況に応じた提案をもらえる点も助かりました。最初は未経験者を中心に募集していましたが、2名を採用できた後は、即戦力となる経験者採用へと方針を切り替えました。その際も、経験者向けの記事を作成するなど、原稿の方向性や条件面を柔軟に調整してもらえました。
以前お願いしていた求人広告の代理店では、掲載後のフォローはほとんどありませんでした。一方で、求人広告ライター協会さんでは、毎月の定例報告会で反応状況を確認しながら、原稿や条件面について改善提案をしてもらえます。単に掲載して終わりではなく、状況を見ながら継続的に伴走してもらえる点が、大きな違いだと思います。
安定した組織をつくっていくために、定期的に採用を行っていきたい
──今後の事業方針と採用について教えてください。
今後については、会社の規模を大きく広げるというより、今の公共工事を中心とした体制を安定して続けていきたいと考えています。そのためにも、必要なタイミングで人を採用し、少しずつ次の世代を育てていくことが大切だと思っています。
実際に入社してみないと、仕事や社風が合うかどうか分からない部分もあります。だからこそ、自社にマッチする人材を見極めながら、少しずつ体制を整えていきたいですね。
現在は掲載量を抑えながら、即戦力となる経験者に絞って採用を進めています。今後、人員が必要になった際には、また積極的に採用を行っていく予定です。その時には、求人広告ライター協会さんの力を引き続きお借りしたいと考えています。
── 取材にご協力いただき、ありがとうございました。
ありがとうございました。
<編集後記>
建設・土木業界は、慢性的な人手不足が続いており、「求人を出しても応募が来ない」というご相談は決して珍しいものではありません。和田組様も、複数の媒体に費用を投じながら応募ゼロという厳しい状況に直面されていました。
その中で私たちが大切にしたのは、「必要な期間で成果を出し、採用を完結させること」です。結果として、約4カ月という比較的短期間で採用を実現することができました。